まず、資格の違いとして、保育士資格は国家資格ですが、ベビーシッター資格は民間資格であることがあげられます。
保育士資格は国家資格なので受験資格等がありますが、ベビーシッター資格は特に受験資格はなく比較的資格取得が目指しやすくなっております。
次に、仕事内容での違いについて、ご案内いたします。
保育士は、主に保育施設や託児施設などで複数の子どもを相手に集団保育を行い、身の回りの世話などの年齢に合わせた成長をサポートします。
保育の担当も1人ではなく、複数人で対応します。
また、保護者に対して、子どもの体調や行動についての連絡、育児の悩み相談もします。
勤務形態としては、施設に勤務が主となるため、8時間勤務が基本となります。
対して、ベビーシッターは、主に「訪問保育」「在宅保育」を行います。
保育士とは違い、1~2人の子どもに対しての個別保育を1人で行うことが基本となります。
また、乳児から小学生まで幅広い世代の子供たちを保育するのも特徴です。
勤務形態においては、比較的自由度が高く、勤務時間を自分で設定しやすくなります。
保護者が留守がちな現代、小さなお子様のお世話をして安全に、そして愛情を持って、大切なお子様の命をお預かりする重要な仕事です。